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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
一言で言うなら地味で淡白。ローリー・ワイズフィールドが在籍していたことで知られる4人組、ホームのファースト、72年作です。一貫して米国西部、カントリー、フォークの良さを追究しています。でも「名前のない馬」、「キャリー・オン」のようなパッションはここになく、クールに曲が進みコーラスを決めるとあっという間に曲が終わる、というパターンが続きます。
彼らのよさは英国特有の空気感です。センスがよく、しつこくなく、飽きが来ない音です。英国ユーザーは流しているだけで心が落ち着くでしょう。似た感触をあげるとすればバンド・コールド・オー、メイ・ブリッツのファーストです。ローリー・ワイズフィールドのギターはほとんどエフェクターなし、ナチュラル・トーンで達者に弾きまくります。5. In My Time、6. How Would It Feelでは、ピンピンとしたピッキングの音が洒落ていてとても楽しいです。ディストーション・ギターが出てくる唯一曲が9. Moses。ダルなブルーズと思わせて、ぐいぐいとギターが語りかけてきます。サイケデリック演歌と呼びたいです。