はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
新品・中古ともに在庫ございません。
注目のポーランド産プログレ・バンドWALFADのリーダーであるギタリスト/ヴォーカリストによる17年ソロデビュー作。WALFADを率いる彼だけに、ポーランドらしい粛々とメランコリー溢れるシンフォ・サウンドを聴かせるかと思いきや、自身のギターとヴォーカルを軸に開放的な広がりのあるメロディアス・ロックが流れてきてビックリ。ポップス的とさえ言える淀みなく明快なサウンドが心地いいです。中盤以降はWALFADを思わせるメランコリックなサウンドになっていきますが、陰鬱に沈み込むことはなくメロディアスな聴き心地を終始残しているのが素晴らしい。祈るように切々としたエモーショナルな歌声も相変わらずいいし、ソロパートでは持ち味とするギルモア+ハケットと言えるマイルドかつ劇的なギタープレイもたっぷり聴かせています。そして印象的なのがヴァイオリンの存在。彼方から鳴り渡るような悠久を感じさせる奥ゆかしいプレイが、本作の世界観を鮮やかに彩っていてこれが素晴らしい。WALFADのサウンドとは一味違ったハートフルな作風にグッと来る一枚!
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。