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帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
サイケデリック・ロック全盛期に登場しデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースするも、中心メンバーのギタリストSyd Barrettが脱退。以降、ベーシストRoger Waters、ギタリストDave Gilmour、キーボーディストRick Wright、ドラマーNick Masonという布陣でブリティッシュ・ロック史に残る傑作を連発し、1996年には「ロックの殿堂」入りも果たした世界的なグループ。奥深いテーマに基づいたコンセプト・アルバムの数々は、現在に至るまで多くのミュージシャンたちに影響を与えて続けています。1973年に発表された『狂気』は、“人間の内面に潜む狂気”をテーマに制作されたPINK FLOYDの代表作のひとつ。このクラスの名盤ともなれば、もはやプログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルに限定する必要すらありません。本作は、世界で最も売れた音楽アルバム(推定5000万枚以上)のひとつであり、ビルボード・チャートに741週(15年)連続チャート・イン、さらに発売から2年を経過したアルバムのみを扱うカタログ・チャートに至っては1630週(30年)以上チャート・インするというギネス記録を打ち立てた大傑作です。あえてプログレッシヴ・ロックの側面から指摘するならば、本作は「コンセプト・アルバム」という表現方法を象徴するアルバムだということでしょう。本作の成功によって、コンセプトの中核を担ったベーシストRoger Watersのグループ内での発言権が増し、次作以降のPINK FLOYDにも大きな影響をもたらすことになります。ロック・ミュージックの歴史に燦然と輝く名盤であり、当然ながらプログレッシヴ・ロックを語る上で外すことはできない作品です。
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レビュアー:waterbearerさん レビューをすべて見る
まぁどんな名盤と崇められようが、ヒットチャートを賑わそうが、「自分の耳を信じる」のを信条としているので、本作が云々というのはもう語りつくされているので言及してもまぁ…ねぇ。
本作はピンクフロイドのアルバムで、プログレではなく「普通のロック」として公に認められた作品ということでいいのではないかと。
効果音、VCS3のシーケンサー(またはアルベジエーター)がギミックで入ってきてというのは1973年という時代においてはもう新鮮味はなかったと思う。YESやKCのようにテクニカルではなし、Genesisのようにクラシカルではなし、かといって初期のサイケデリックな部分も潜めてしまった。
本作の最大のウリは歌詞のメッセージ性、それに尽きる。これも多くの評論家が語りつくしたので言及はしないが、繰り返すけど「普通のロック」として歌詞が持つメッセージが公にフィットした、ということなのだ。別にプログレが云々ではない、ということを確認しておく。
個人的にはあまり興味がないアルバムだが、ロックの歴史を語る上では持っていていいのではないかと思う。それ以上ではないかなぁ。