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1190円 (税込1309円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
若干圧痕あり
70年作の5thアルバム。ジョン・ハイズマンを迎えて制作された本作は、彼のスピード感溢れるハードなドラミングとディック・ヘクストール・スミスのサックスをフューチャー。R&Bとジャズが融合した淡く渋い英国ジャズ・ロックが堪能できる好盤。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
あたかもグレアム・ボンドの3枚目のリーダー作のごとく世に出ています。実態はふたつのパートに分かれています。9曲め以降が1963年のライブで、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカー、ジョン・マクラフリンはこちらのほうに参加しています。するとクリーム結成の仲立ちをしたのはボンドということになるわけです。(「グラス・イズ・グリーナー」という曲がありますけれど、コロシアムの同名曲とは違うようです。)かなり長いフリーパートをもつ演奏です。
で、8曲めまでが66年のスタジオ・セッション。ディック・ヘクトール・スミスとジョン・ハイズマンはこちらのほうに参加しています。つまりコロシアム結成の仲立ちをしたのもボンドということになります。グレアム・ボンドが彼ら人脈から尊敬されていることは知っておりました。そのエビデンスになるCDです。ヘクトール・スミスを呼んだのは、自分がサックスを手放して歌いたいからだと思うんです。違いますかね。
グレアム・ボンドの声は、キャンド・ヒートのジョン・ハイトに似ていると思います。そのせいかジャズというより、ブルーズに近い線で各曲進んでいく気がします。現在ではだれも聴く人いなくなった英国ジャズロックの古典です。クリームとコロシアムを聴いたあとにおすすめします。2022.08.30