はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
デンマークのインスト・ジャズ・ロック・バンド、ポリドールから76年にリリースされたデビュー作。聴いて頭に浮かんだコピーは「カイパ meets イル・ヴォーロ」。カイパに通じる北欧らしい幻想性やリリシズムに加え、イル・ヴォーロを彷彿させる清涼感あるフュージョン・ロック風味があって、このバンドはいいなぁ。シャープかつ手数多く引き締まったリズム・セクションをはじめ、テクニックも特筆だし、キレ味と流麗さが同居したアンサンブルも見事。これは名作です。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
語弊があるかもしれないが、個人的にはジャズロックとフュージョンの仕切りを「へヴィ・フュージョン」とよんでいる。日本で言われるフュージョンよりもロック寄りで、ズシリとくる重みだけでなくフットワークの巧みさ、泣きメロ…といった、個人的に当てはまる嗜好から勝手によばせてもらってる。
70年代に3作品を発表しているようで、今回初めてこの1stを聴かせてもらった。2nd以降は当然聴いたことがないが、鍵盤奏者のMax Leth Juniorなる人物、わざわざジャケに明記されているほどだから有名な方なのだろう。
旧B面の組曲も気に入ったが、旧A面ラストの Ambrosia という曲が実にいい。この曲だけでも購入した価値あり。