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ジミヘン・フォロワー筆頭格のギタリストFrank Marino率いるカナディアン・ハード・バンド、78年リリースのライヴ作

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評価:5年の瀬にはライブが似合う(2 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

アーティストがカバー曲をやるのは、聴き手へのサービスなのです。特にライブにおいては。というのは、ライブに来るお客さんが、必ずしも自分たちのファンとは限らないからです。たまたま時間が空いたからかも知れないし、田舎で来てくれるアーティストが少ないという理由かも知れない。だからお客さんの知っている曲を必ずやってくれるんです。例えば日本の小田舎に古典落語を演じに来るとして、創作落語なんかをやったらお客さんに失礼でしょ。フランク・マリノの、そのへんの気遣いが知れる、とても優しくなれるライブ演奏です。

スリム・ハーポの「アイム・ア・キングビー」をブルーズのカバー、「ジョニーBグッド」をR&Rのカバーとして、存分にギター演奏を聴かせます。サービスだけではなく、十分な技巧とセンスを持ったギタリストだ、と知らしめることもできるでしょ。そしてハードな曲だけでなく、感動大作として「ワールド・アンセム」をやり、ヘンドリックスで締めくくり。年の末にこれを選んで正解でした。ただ、わたし、カバー曲を自分が知らなかったら、必ずおさらいをしに行くことにしています。知らないままで済ましていたら、それこそ永遠ビギナーでございますから。

というわけで今年もみなさんにはお世話になりました。新年も引き続き駄文を書いていきますから、またよろしくお願いいたします。2023.12.31

ナイスレビューですね!

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