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ジャズやタンゴの香りたっぷり、ヴァイオリンをフィーチャーしたアルゼンチンのプログレ新鋭バンド、2016年デビュー作。豊かな響きのコード弾きから流れるような早弾きリードまで卓越したジャズ・ギターとノスタルジックなメロディを伸びやかに奏でるヴァイオリンを軸にした技巧的でいてふくよかなアンサンブルが魅力的。ここぞでは、マハビシュヌ・オーケストラ的なフュージョン・ロック・パートへと展開したり、ギターによる変拍子のミニマルなフレーズを背景にヴァイオリンがキレのあるフレーズで切れ込むチェンバー・ロック的テンションあるパートを織り交ぜるなど、表現力の豊かさは特筆です。南米らしい詩情豊かなメロディとセンチメンタルさを持ったヴォーカルもまた素晴らしい。スピネッタやチャーリー・ガルシアのDNAを確かに感じさせる好グループ。自主制作とはとても思えない完成度。70年代アルゼンチン・ロックのファンは必聴と言える快作です。
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