カケレコ・レビュー

天才ホワイト・ブルース・ギタリスト、69年の伝説のライヴ、スーパー・セッションと並ぶ傑作

アル・クーパーとのセッションが前年の68年。ホワイト・ブルース最高峰のギタリストとして脂が乗り切った69年にフィルモア・ウェストで行われた伝説のライヴを収録したライヴ盤。米ブルース・ロック屈指のヴォーカリストであり作曲家のニック・グレイヴニッツをはじめ、タジ・マハールやジェシ・エド・デイヴィスもゲスト参加。とにかくマイクのギターが凄い・・・。レスポールの図太いトーン、繊細なタッチ、豪快なフレージングで、伸び伸びと気持ちよさそうに弾きまくっています。とくにオープニングの「It Takes Time」は素晴らしく、スーパー・セッションの「Albert's Shuffle」と並んで、ホワイト・ブルース最高峰のギターが聴けます。恍惚のギターに酔いしれる米ブルース・ロック屈指の傑作。

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曲目リスト

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• イット・テイクス・タイム
• オー・ママ
• ラヴ・ガット・ミー
• ウエストサイドのブルース
• ワン・モア・マイル・トゥ・ゴー
• イッツ・アバウト・タイム
• カーメリータ・スキッフル (インストゥルメンタル)
• イフ・アイ・エヴァー・ゲット・ラッキー (Previously Unissued) (ボーナス・トラック)
• ストロンガー・ザン・ダート (インストゥルメンタル) (ボーナス・トラック)