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02年に結成されたイタリアの新鋭グループ。デビュー作から4年の時を経て08年にリリースされた2nd。クラシカルなタッチの艶やかなヴァイオリンと流麗なピアノ、イタリアらしい哀愁のフルートをフィーチャーしたメロディアスなパートから、一転してハモンドとヘヴィなギターとフルートが邪悪に暴れまわるダーク&ヘヴィなパートへとなだれこむ展開には、70年代イタリアン・ロックへの憧れが溢れていてニンマリだし、そこからさらに、ヴァイオリン(というか「フィドル」といった方が適切な感じ)とハモンド・オルガンのユニゾンによる舞踏的なアンサンブルへとスイッチする展開にはハッとさせられます。デビュー作に比べて、演奏が格段に洗練され、「格調高さ」と「邪悪さ」と「土着さ」の対比が際立っている印象。劇的なヴォーカルはいかにもイタリアだし、バタバタとせわしなくアグレッシヴなアンサンブルや、炸裂する唾飛ばしフルートや一転しての祝祭感もいかにもイタリア!70年代イタリアン・プログレ・ファン必聴の好グループです。
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