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PP106(PAISLEY PRESS) 【15年発売CD】
デジタル・リマスター。
マンダラバンドの2ndに参加するサックス奏者Phil Chapmanや、後にセッション・ミュージシャンとして数多くの名ジャズ・プレイヤーと共演するドラム/パーカッション奏者のDave Hassellが在籍したイギリスのプログレ・バンド。76年唯一作。時にパーカッションをフリーフォームに叩いては空間を埋め、時にタイト&シャープなドラミングでアンサンブルを引き締めるリズムを土台に、スペーシーかつメロディアスなエレピのバッキングが色彩を放ち、その上でサックスが流麗なリードを次々にキメていくスタイルのジャズ・ロックが持ち味。サックスとキーボードがミニマルなキメのフレーズを炸裂するところは、ソフト・マシーン『6th』あたりのサウンドも彷彿させます。
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レビュアー:ミヤタカさん レビューをすべて見る
荘厳な出だしから、始まりを予感させ、2曲目でテンポのあるメインタイトルのような緩急の付け方に引き込まれます。サックスの調べがノリいいギルメレのようだったり、曲によってはムーディだったり、そこにエレピの音がミステリアスな感じを醸し出したりと、ジャケットは50年B級SFを想起させるけど、音は70年代アメリカのヒリヒリしたアクション映画のバックで流れてるような、ジャズロックテイスト満載で、黒いジャガーやラロシフリン、ドリームスが浮かびました。とにかくジャケットも含め最高です。
レビュアー:らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
カケレコレヴューにサックス奏者Phil Chapmanのことがのってたので気になってググったら鍵盤奏者 Ritchie Closeの名前まであった。リッチー・クロスは若くして亡くなった御方なんだけど、他に有名なところでは彼はCamelのPressure Points Liveやマディ・プライヤの作品にも顔出してる。どれもマンダラバンド2ndの後なんだけど他の面子も行動を共にしてるから、もしかしたら、いや、機会があればバンドとして復活をうかがってたかも。
とにかくギターレスでSax暴れっぱなしなんだけどJazzやファンク色が感じられない。大好きな英国鈍色Rockだった。
もし、たら、れば、の妄想が大いに膨らむ76年の唯一作でした。