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MILES DAVIS
ジャズ・ファンでなくともMILES DAVISは知っていると思いますし、さらにJOHN COLTORANEやBILL EVANSが参加しているとなれば、ファンにとっては「夢の競演」ということになるのかもしれません。
ライナーノーツや帯には「最高傑作」「画期的事件」という言葉が並び、その枕詞が「MILES DAVISの」ではなく「ジャズの」であることからも如何に突出した作品であるかを窺い知ることが出来ます。
世間の評価だけではなく、セールス的にも成功しているので、名盤と呼ぶに相応しいアルバムだと言えるでしょう。
私はジャズに関してはピアノ派なので、MILES DAVISファン(もしかしたら、ジャズ・ファン?)には失礼ながら、BILL EVANSの名前を見つけて購入した人です。
さらに失礼なことに、最初聴いた時にはその良さを理解できず・・・まぁ、音楽は理解するものではないのかもしれないけれど、大袈裟に言うとみんなが良いというものをわからないという疎外感みたいなものはありました。
ところが、しばらく寝かせておいて聴いた時に「これ良い!」となって・・・その時、何故か「大人になったんだなぁ」と思ったりしました(最初に聴いた時も、年齢的には十分大人だったのですが・・・)。
50年代の録音ということなので、半世紀以上も聴き続けられた作品がリマスター盤として発売されることはうれしいことですし、今後も語り継がれていくべき作品なのだと思います。