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BOB WELCH
先日、自殺されたというニュースをみました。
「えっ」という驚きと共に、また1人亡くなったんだなと、とてもさびしい気分です。
フリートウッド・マックのときも独特の世界感がとても好きでした。
ピーターグリーンやダニー・カーワン等のブルース・バンドも素敵ですが、
フリートウッド・マックではボブ・ウェルチが加入していた時期がとても気に入っています。
枯木などもとても素晴らしいと思います。
その後、パリスの結成に至ったわけですが、
このパリスがまた素晴らしかったです。
特に一枚目が気に入っています。
楽曲の素晴らしさ、どの曲も本当に素晴らしいです。
これが出たときはラジオ・雑誌等でもツェッペリンに似ている云々とありました。
たしかに一曲目の「ブラック・ブック」を聞いたときも「あっブラックドック?」
などと思ってしまいました。
ですが聞き込むたびにどんどん引き込まれていきました。
とにかくかっこいいです。
独特の世界感・リフから声からどれも抜けていると思います。
中でも「ナロウゲート」の虚しさの後の爽快感。
この虚しさは「閉ざされた町」の重さにも通じていると思っているのですが、
そこから抜け出せた時の開放感を感じさせてくれます。
何度聞いても目頭が熱くなってきます。
今でもこのLPが発売された秋ごろになると、毎年聞いてしまいます。
秋の寂しさとピッタリとリンクします。
何十年も経つのに、全然色あせません。
聞くたびに発見があります。
それだけ隠れている部分がたくさんあるのだと勝手に思っています。
ニュースでは、胸を自分で撃って亡くなられたとの事。
そこまで追い詰められていたのかと思うと切ないです。
このCDのジャケットの輝き、
あまりに好対照で。
これからもずっと聞かせて頂きます。
ご冥福をお祈り致します。
安らかにおやすみ下さい。
ありがとうございました。