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ネットショップなのに、試聴機が!? スタッフがテーマ別にCDをセレクト&レコメンド!
ヴァイオリン奏者/キーボード奏者として、高度なテクニックと演奏センスで、数々のバンドで名演を繰り広げてきた貴公子エディ・ジョブソン。ここではそんな彼の参加バンドでの名演をご紹介してまいりたいと思います!
ジョブソンが在籍していたローカルバンドが彼らの前座を務めたことがきっかけで加入することになった、プロキャリア初のバンドがCURVED AIR。前任者DARRYL WAYにも引けをとらないキレのあるヴァイオリンプレイに加え、ダイナミックにうねるシンセプレイも披露しており、すでに自らのサウンドを確立しつつあります。
フェリーを筆頭に一癖も二癖もありそうなロキシーですが、意外にもジョブソンが最も長く在籍したバンドとなりました。74年作『COUNTRY LIFE』収録、エディのテクニカルなヴァイオリン・プレイが炸裂する「OUT OF THE BLUE」をどうぞ!
ジャケットに彼の姿がありますが、演奏には参加していないという「ジャケット詐欺」な一枚!しかし同時期のライヴでは本作収録曲でも彼の素晴らしい演奏がフィーチャーされています。名曲「BLACK NAPKINS」での勇姿をお聴きください♪
契約上の対立から78年にワーナーより勝手にリリースされてしまったという『STUDIO TAN』からは、ザッパらしいユーモアセンスが全開のウェスト・コースト風テクニカル・ナンバーを。この曲でエディはkeyboards/yodeling担当とクレジットされています。にしても何だこの映像・・・
ブラフォード&ウェットンのクリムゾン組のリズム隊に、さすらいの技巧派ギタリストのホールズワース、そしてジョブソンという豪華なメンツが一堂に会したスーパーバンド!ホールズワースの超絶速弾きとエディの七色に変化する変幻自在のシンセが火花を散らす白熱のソロ合戦が圧巻のこの一曲をどうぞ。
1stリリース後にブラフォード、ホールズワースが脱退。残ったジョブソンとウェットンに、エディと同時期にザッパバンドで活動していたドラマー、テリー・ボジオを迎えたトリオ編成で制作された2nd。前作よりキャッチーなナンバーが増え、緊張感が和らぎ聴きやすくなりましたが、エディのキレのあるヴァイオリンプレイはますます冴え渡っています。
U.K.解散の翌年、なんとイアン・アンダーソン率いるジェスロ・タルに参加!同年リリースの『A』に参加しています。リリースに伴って行われたツアーより、80年ロサンゼルスでのパフォーマンスを収録したライヴ作をピックアップ!
80年代以降は主にソロミュージシャンとして活動。お得意のシンセを自在に駆使したポップでファンタジックなサウンドを展開しています。とは言え同時期に台頭したNW/シンセ・ポップ系バンドでは味わえない重厚な音づくりはさすがです。
85年にリリースされた代表作。当時発表されたばかりだった多機能シンセサイザー、シンクラヴィアのみを用いて制作された、一見無機的でありながらも雄大な広がりとヒューマンな温かみが滲む、ニューエイジの傑作として名高い一枚です。
00年代では、元キング・クリムゾンのギタリストであるトレイ・ガンらと結成したUKZでの活動が特筆。まさに「THEME OF SECRETS」での空間的広がりを持つシンセサウンドと90年代クリムゾンのヘヴィネスを一つにしたような、テクニカルで重厚で時にドラマティック、そして抜群にキャッチーな演奏を聴かせてくれる好バンド!