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ROCKPOMMEL'S LAND

GROBSCHNITT

評価:51件のレビュー

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3765119(UNIVERSAL) 【15年発売CD】

2枚組、デジタル・リマスター、ボーナス・トラックとしてライヴ音源11曲+別ミックス2曲の13曲を収録。

カケレコ・レビュー

ジャーマン・シンフォの名バンド、77年リリースの4th

70年代のドイツを代表するシンフォニック・ロック・グループ。前作で転換を果たしたシンフォニック・ロック路線をさらに推し進めた77年リリースの4th。イエスとジェネシスからの影響を強く感じる明朗でシンフォニックなエッセンスを中心に、それを霧で覆うようにドイツらしいロマンティシズムで包み込んだ、幻想性たっぷりなジャーマン・ファンタスティック・ロックが印象的です。手数多くもタイトなドラムとクリス・スクワイア的なベースによる安定感抜群のリズム隊を土台に、糸をひくように繊細に紡がれるギター、流麗なキーボードがメロディアスなサウンドを織り成していきます。ヴォーカルのシアトリカルさは健在ですがアクは薄まり、ピーター・ガブリエルに比肩するような個性でサウンドの持つファンタスティックな要素を増幅させています。ジャーマン・シンフォニック・ロック屈指の傑作です。

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レビュー一覧

評価:5彼らの最高作(4 拍手)

レビュアー:タンジェリンドリームさん レビューをすべて見る

個人的にはそう思っています。結構Voの声が好き嫌い分かれる系ですが、ここではやや抑え気味なので、OKです。非常にファンタジックで、もうジャケットの世界が広がります。繊細なアコギや、手数の多い頼もしいドラム。
特に、タイトル曲の終盤、これでもかこれでもかと畳みかけて来ます。
このアルバムでなくこの曲、一番最初に出会ったのは、’78頃。当時テイチクから結構な枚数のジャーマンロックのLPが発売されていたんですが、その中に寄せ集めLPみたいなのがあり、宇宙組曲とかの題名(笑)。ハルモニアとかノヴァリス、リリースミュージックオーケストラ、ノイなんかの曲を組み合わせていて、実はその中にこのタイトル曲のエンディング部約6分半が入っていたんですね。これ、一発でノックアウトでした。
今のように情報が無かったので、バンド名は分かっていたから探しましたわ。
でも、私が気付いた頃にはそのテイチク関係、結構廃盤が進んでいて、邦盤は入手出来ず。
暫くしてから、そのタイトル曲がタイトルの輸入盤をショップで見つけ、購入。
まあ、時は流れてCDに買い換えましたが。
一応グローブシュニットは殆ど聞きました。やや、Voに癖があるのと、シアトリカル系なのがあまり好きでは無いため、そうですね、彼らの作品では、これと、デビューと、メリーゴーランドくらいかな。
他にリーダーEROCのソロアルバムもあり、これは妙な曲もありますが、結構琴線に響く曲が多いので好きですね。
なんか、長くなっちゃいましたが。

因みに私の所有のものは、オリジナルにTONTILON(これがまたインストなんですが素晴らしい)とかいう、このアルバムに入れなかったのがオマケで入っているやつです。
もしかしたら、Voのない部分を好んでいるかも知れないですね(苦笑)。

ナイスレビューですね!

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