カケハシ・レコード

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BAROCK PROJECT

評価:52件のレビュー

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カケレコ・レビュー

バンド自身が最高傑作と自認する15年作4th、往年のプログレやハード・ロックやクラシックを見事に料理しきった傑作、ジャケットはポール・ホワイトヘッド

クラシック音楽やキース・エマーソンに影響を受けたキーボード奏者&コンポーザーのLuca Zabbini率いるグループ。Luca自身がこれまでの最高傑作と評する2015年作4thアルバム。新たなドラマーとギタリストを迎え4人編成となっており、ゲストとして、なんとあのニュー・トロルスのVittorio De Scalziが3曲目に参加して録音されています。爽快なアカペラの多声コーラス・ワークではじまり、アコギとエレキによる弾むようなバッキング、透明感あるリリカルなピアノ、ファンタスティックなキーボードが豊かに広がるアンサンブルの何と素晴らしいこと!このオープニングを聴いて、ムーン・サファリを思い出すリスナーはきっと多いはず。前のめりに突っかかるようなリズムのキメとともに、ハモンド・オルガンがうねりを上げるところは、往年のプログレのDNAを継ぐ幻想性とともに、現代的なエッジが絶妙にバランスしててカッコ良いし、ガツンと歪んだギターとハモンドが突っ走るところなんかは70年代ハード・ロックも継いでてグッとくるし、管楽器風のトーンのキーボードが高らかに鳴り響いたかと思うとクラシックそのままの流麗なピアノが流れてメロディアスなパートにスイッチしたり、溢れんばかりのアイデアとそれを軽々とこなす演奏も特筆ものだし、すごいワクワク感いっぱい。EL&Pやジェスロ・タルへの愛情たっぷりなパートなんかもニンマリだし、往年のプログレ・ファンにも激レコメンド。前作も素晴らしい出来でしたが、さらに突き抜けた傑作!

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評価:5ダイナミックで明るく気品に溢れる傑作アルバム。これは買い!(2 拍手)

レビュアー:ike333さん レビューをすべて見る

いきなりコーラスでアルバムは幕開け、歌詞は英語ですが、伸び伸びとしたLuca Pancaldiの歌声が素晴らしいです。そして、特に、リーダーのLuca Zabbiniは、華麗なピアノ、クラシカルかつスリリングなオルガン、心に響くアコギ、ダイナミックなベースなどを演奏しており、この人、どこまで器用なのでしょう。驚きです。ゲストはVittorio De Scalziのフルート(タイトル曲)だけでなく、チェロ奏者なども参加しています。この生弦のオーケストレーションがまた素晴らしく、さらに、登場するとハッとするほど美しい旋律を奏でるピアノなどによって、単なる分厚いシンフォではない、明るく気品に溢れる音楽を展開する傑作アルバムとなっています。なお、ジャケットイラストは意味深なPaul Whiteheadでこれもポイント高いです。

ナイスレビューですね!

評価:5サンプル曲のドラムとコード進行がツボならオススメです(0 拍手)

レビュアー:ミランダさん レビューをすべて見る

ここ何年かの内に聴いたイタリアン・プログレの中では最高レベルで気に入ったバンドです。
サンプルとして挙げられているOvertureは題名通り、いかにもアルバムの冒頭を飾るのに相応しいファンファーレで、
それ以外にもポップな曲、ハードに迫る曲など、色々な曲想の作品が収録されていますが、
どの曲にもコード進行のクセやドラムスのアレンジなどに一貫した個性が感じられ、
さまざまな曲を楽しめながらも、根底にある音楽性の揺ぎ無さが感じられます。
Overture聴いてそういう部分が気に入った方はオススメです。

ナイスレビューですね!

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