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ブラジル出身、ベース/ギター/ヴァイオリンをこなすマルチ・ミュージシャン2人を中心に、キーボード奏者、女性リード・ヴォーカル、ドラムという編成の5人組。2014年デビュー作。ガツンとエッジの立った歪みで炸裂するヘヴィなリズム・ギターとビル・ブラッフォードばりのドラムで畳み掛ける『太陽と戦慄』期のクリムゾンを彷彿させるパートからはじまり、たなびくメランコリックのハモンド・オルガンをバックにクリアな歌声の女性ヴォーカルがミスティックに歌い上げる静謐なパート、クラシカルなピアノとタンゴ調のヴァイオリンが格調高くも緊張感みなぎるインプロを繰り広げるチェンバー・ロック的なパートへとめくるめく展開していくオープニング・ナンバーからこれは素晴らし過ぎ!まるでバンコのような精緻さで変拍子を繰り広げたと思うと、ヴァイオリンがエモーショナルに叙情をみなぎらせ、ギターとマリンバのユニゾンによるテクニカルかつファンタスティックなキメも飛び出したり、自主制作フォークのような神秘的なパートも挟み込んだり、グリーンスレイドみたいにキーボードが躍動感いっぱいに鳴り響いたり、曲の後半にむけても圧倒的な表現力とテクニックで駆け抜けていきます。アヴァンギャルドでいてクリアな叙情性にも溢れたサウンドはかなりの完成度。これは注目のグループ。オススメです!
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