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70年代はじめにイギリスで活動していたツインギター編成の5人組ヘヴィ・サイケ・バンド。73年に録音されながらお蔵入りとなった幻の作品。ゆったりと沈み込むように鳴らされるリズム・ギター、ファズをたっぷりにフリーキーに垂れ流されるリード・ギター、気だるいヴォーカルとメランコリックなメロディ。時折、レッド・ツェッペリンのオリエンタルな曲を彷彿させるリズムのキメも飛び出し印象的。英サイケJULYからサイケ・ポップ感をなくしてダウナーにした感じのアンダーグラウンド臭ぷんぷんのサウンドが特徴です。でも、時々、素っ頓狂だったり牧歌的だったり、愛嬌もある感じの愛すべき好盤です。
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