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2250円 (税込2475円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
折れあり、小さいカビあり
ドイツのシンフォニック・ロックバンドの80年作2nd。その内容は、80年作とは思えないほどの70年代プログレッシブ・ロックであり、同じく80年代に素晴らしいシンフォニック・ロックを聴かせたANYONE'S DAUGHTERやNOVALISに肩を並べる出来と言っても過言ではありません。本作では構築的なカッチリしたバンド・アンサンブルが冴え渡り、15分超えの大曲も飽きさせません。むせび泣くギターのフレーズはジャーマン・ロックファン垂涎であり、メロトロン、オルガン、アナログ・シンセなどキーボードサウンドにも恵まれ、その音の広がりと深みはまさにジャーマン・シンフォニック・ロック。ロマン派を強く感じることが出来る男性ボーカル/女性コーラスも素晴らしく、REMAISSANCEファンあたりにも訴えるものがあるでしょう。
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レビュアー:Durangoさん レビューをすべて見る
ハード・ロック体質の むさ苦しいおっさんらが精一杯シンフォへ歩み寄ったという印象。メロトロンをふんだんに使えばシンフォになるとでも思っているのでしょうか、まったく。ただし使い方がベタではあるものの全然外していないのですこれが。また曲展開やアンサンブルからしてもかなりの実力の持ち主なのがわかります。だけど何だか妙にクサい(笑)。もちろんそこがポイントです ^^)
要はヴォーカルに代表されるおっさん臭さ、ハードな展開の中にあって効果的なリリカルさ、そしてメロトロン過多のアレンジが溶け合っていてもう大満足、ということ。この絶妙なブレンド具合が実に気持ちよいのです。クサいけどね。一見カッコいいようで実はダサいジャケットも魅力的。