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英国ロックの重鎮達による一大セッション絵巻。Colosseumのメンバーでもあり独特の笛吹奏者として名高いDick Heckstall Smithもジャズメンらしく自身をリーダーに据えた作品をリリースしました。このようにリーダー・アルバムを出す辺り、正にジャズの世界に習って、とも言えるでしょう。集まったメンツは、英国一流の、気心知れたツワモノ・ミュージシャン達。そんな経歴の管楽器奏者の作品と言う訳でColosseum的である部分はふんだんに伺えます。そしてこれまで実現したくてもなかなかできなかったPaul WilliamsというJucy Lucyのボーカリストもここに来てようやく参加したという、ある意味では次なるColosseumへの布石とも言える作品。ギターにはChris Speddingを、鍵盤ではGraham Bondを招聘という気合の入り様。ある意味、Colosseumの音楽性の最終完成形があるのではないかとさえ思わせる素晴らしい出来栄え。敢えて表現するとすれば、大英帝国のロックといった感じ。ポップさも、Led Zeppelinにも負けないアグレッシッブで熱いプレイ・テクニック。60年代から70年代初頭のロック好きの方なら、英国ロックの奥深さと初期衝動に裏打ちされた、この英国重鎮達による一大セッションを聴かないわけには行かないでしょう!
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