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1690円 (税込1859円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
フランス人ギタリストによる70年作で、フランスにおける「レイト60sサイケ〜プログレ黎明期」の一枚。ジミ・ヘンドリックス直系の雄弁なリズム・ギターとブルージー&エモーショナルで奔放なリード・ギターとともに、バックの演奏が特筆。フルート/サックス奏者、オルガン/ピアノ/ヴィヴラフォン奏者も参加したバンド編成で録音されていて、混沌としたアート・ロック的アンサンブルとともに、ここぞでは、一気に緊張感と不穏な空気に包まれ、ユニヴェル・ゼロへと通じるような硬質なピアノが入ってくるなどプログレッシヴな展開も聴かせます。手数多くタイトで逞しいドラムのダイナミズムも凄まじくて痺れます。アコースティックなパートも魅力で、幻想的にたゆたうフルートも絶品。マイナーな作品とは思えないクオリティで、驚愕の発掘盤と言っていいでしょう。ジミヘンとゴングとブラッド・スウェット&ティアーズとを結ぶ三角形の中心に位置づけられるような、サイケでアートで先鋭的な空気を持った逸品です。
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レビュアー:2さん レビューをすべて見る
フランス語のロックはどうしてこうお気楽な感じがするんでしょう。4−5曲目にかけての流れがとても好きです。うまい人たちがその場のノリでちょっとテキトーにつくった感じがあって、それがすごくいいんですが、実際は違うんでしょうね、たぶん。