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1190円 (税込1309円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
06年にロシアはモスクワで結成された新鋭プログレ・グループ。EL&P、U.K.、イエス、ジェネシス、クリムゾン、ツェッペリンに影響を受けたKey奏者でコンポーザーのSergey Bolotovを中心にキーボード・トリオとして活動をスタートし、ヴァイオリン奏者やフルート奏者やギタリストをゲストに迎えて録音され、2014年にリリースされたデビュー作。まるでキース・エマーソンのような重厚かつテンションみなぎるピアノと艶やかに舞い上がるヴァイオリンとがダイナミックに躍動するオープニングから、デビュー作とは思えない鮮烈なプログレを聴かせます。シャープなドラム、ジャズ/フュージョンの確かな素養を感じるベースによるリズム隊も安定感抜群で特筆。瑞々しくリリカルなピアノに、フルートやヴァイオリンが静謐に響く映像喚起的なパートも素晴らしいし、レ・オルメ『フェローナ〜』ばりのキーボード・プログレもカッコ良いし、クラシカルなプログレとして、同郷の新鋭LOST WORLDや、ベテランで言えばハンガリーのAFTER CRYINGあたりと肩を並べる、と言っても過言ではないでしょう。これは素晴らしい作品。ヴァイオリンとフルートをフィーチャーしたシンフォニック・ロックのファンは必聴!
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レビュアー:Zedさん レビューをすべて見る
1990年以降のクラシック音楽を基盤としたロシア系のプログは、時代が時代なら驚くプレミア価格になっていただろう。
Inner Driveのこのデビュー作もそんな思いがしてくる。
全曲インストで大曲はなく長い曲で6分半ほど。アルバムのトータルタイムは48分弱。
短い曲の中に高密度な音楽が凝縮されている。
キーボードが主体だが、ヴァイオリンが躍動しフルートが哀愁を漂わす。
クラシック、ジャズ、ロックの各音楽を縦横無尽に操り、テクニカルにしてファンタジック。
Inner Driveがトータル・コンセプト・アルバムを制作したら、どれだけのものを作り上げるのか。
そんな期待すらしてしまう。