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クリムゾンとマグマのDNAを継ぐ米プログレ・バンドDELUGE GRANDERのKey奏者を中心とする別働隊グループ。人気だった08年デビュー作に続く2013年作2ndで、ヴァイオリン奏者が新たに加入しています。オープニング・ナンバーのイントロから、カンタベリー的なミニマルなオルガンからはじまり、そこにヴァイオリンが入ってくるとリズムが走り出し、ここぞでは、近年のズール系の新鋭バンドに通じる超絶的な高速変拍子のキメを炸裂。一転して、フルートがむせびだすと、北欧アングラガルドも彷彿させる透明感ある幻想的なパートへ。マグマ的なヴォーカル・パートから、ヴァイオリンが狂おしくむせぶ迫力のインプロへと突入。相変わらずの圧倒的な緩急。クリムゾンやマグマゆずりの緊張感はそのままに、より色彩を増した幻想的なパートもはさみつつ、恐るべきイマジネーションとテクニックで疾走していきます。ただただ圧巻。初期ジェントル・ジャイアント的なクラシカルな格調高さや気品もあるし、シャープかつダイナミックなリズム隊も特筆だし、いやはや前作にも増して凄い作品です。ヴィンテージなプログレへのオマージュたっぷりに現代的な感覚で鳴らしたサウンドは、イタリアのFabio Zuffanti率いるLA MASCHERA DI CERAにも一歩も引けを取っていません。これは必聴です!
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