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オランダ新鋭を代表するシンフォ・バンド、13年作。これはずばり「現代に蘇った70年代キャメル」という言葉が最高にピッタリ来るサウンド!ファンタジックに弾むリズムとキレの良いオルガンをバックに、ラティマー直系の甘いトーンのギターからリリカルに舞うフルート、七色に変化するシンセへと流麗にソロを繋いでいく冒頭の演奏で、キャメルファンなら悶絶必至!じんわりと壮大に広がっていくメロトロンも絶品です。ストリングスシンセとメロトロンが物悲しく鳴る中を叙情的なギターが駆け抜けていくセンチメンタルなパート、一転テンポアップするリズムに駆り立てられシンセとギターがテクニカルに突き進む白熱のパート、静謐なアコギのアルペジオにフルートが重なる降り積もる雪のシーンを思わせるパートなど、ストーリー性豊かな楽曲構成もこのバンドの特徴です。出色はギターで、存在感のある甘く太めのトーン、ドラマ性に満ちたフレージングと、ラティマー本人が客演していると言われても頷いてしまうほどのドラマティックで説得力溢れるサウンドを聴かせます。いい意味で2013年の音とは思えないヴィンテージな温かみと優美さに溢れた演奏は、『SNOWGOOSE』〜『MOONMADNESS』期のキャメルを重ねずにはいられない素晴らしさ。オランダの数多あるキャメルタイプの作品の中でも一際完成度の高い傑作です!
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