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キーボード奏者Corrado Sardellaによるプロジェクト。99年作の2nd。ファンタスティックな1stに比べ、ダーク&アグレッシヴに畳みかけるハード・シンフォの要素やEL&P的要素など、だいぶプログレ寄りにシフトした印象。メロディ・センスはそのままにアレンジの引き出しが増えたサウンドは、ジャケットの如くに多彩で実にダイナミック。それにしてもシンセ一本でこれだけ力強いバンド・サウンドを作り上げる才能は見事。ギター、ドラム、ベースともに一聴では本物と区別がつきません。キーボード・プログレの名作。インストです。
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レビュアー:ike333さん レビューをすべて見る
Edhelsなど、90年頃にMUSEAレーベルから登場したいくつかのシンフォ・バンドの様なひんやりした質感を持ちつつも、より重厚な音楽となっています。普通のバンドとただ一つ違っているのは、これをほとんどKey奏者一人でこれをやってのけていること。ドラムス、ベースもシンセサイザーで実現しているのに、ごく自然な4ピース・バンドの様な音となっているのはとってもお見事。ほんの時たま登場するゲストのVoの典型的なイタリア語の歌のおかげで、90年代イタリアにありがちな無国籍風ということにならずにすんでおり、これはかなりイケテる!