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レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る
スイスのバンドMetaMorphosisのデビュー作。
1曲目からフロイド節全開のメロディック・シンフォで、「この人達は絶対フロイド・ファンだ」と思い、「そこまでやっちゃうの」的なアレンジにはむしろ好感を抱いてしまう。
クレジットされているメンバーは3人で、ギルモア風のギターはもちろん、穏やかに漂うキーボードも雰囲気を出している。
ヴォーカルはどちらかというとウォーターズで、コーラス部分も意識されているような気がする。
アルバムだと「おせっかい」、「ザ・ウォール」「炎」あたりからエッセンスを取り出して、そこに自分たちの色合いを混ぜ込んだ感じ。
1曲の中での曲調の変化やドラマティックな展開はプログレ・バンドらしいけれど、大仰になり過ぎずメロディーを大切にしているのもこのバンドの良さ!
きっと、フロイド・ファンは好きになるだろうな・・・。