カケレコ・レビュー

日系人の父とイタリア人の母から生まれ、ニューヨークで育った新鋭女性SSW、2008年作2nd、ブリジット・セント・ジョン meets ローラ・ニーロのような才女！

日系三世の父とイタリア人の母を持つニューヨークで活動する77年生まれの新鋭女性SSW。2008年作の2nd。2枚組で、1枚目は、デビュー作の延長線上のアコースティック・サイド、2枚目は、バンドをフィーチャーしたフォーク・ロック・サイド。やはりアコースティック・サイドが特筆で、ちょっぴりハスキーで艶やかなヴォーカル、ジャジーなアコースティック感覚とミニマルな浮遊感とが重厚かつ繊細に鳴り響くアンサンブルは相変わらず絶品。英国のブリジット・セント・ジョンの陰影とローラ・ニーロの自由奔放さとが同居したようなスタイルは孤高の光を放っています。レイ・ラモンターニュとのデュエット曲も聴き手の時間を止めます。新機軸の2枚目ももちろん魅力的で、ゴリっとしたエレキがインディー・ロックなフレイヴァーを放つ疾走感あるナンバーに痺れます。00年代の女性SSWを代表する才女による名作。

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曲目リスト

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• Elephants
• What If I Leave
• Little Life
• Sunday Afternoon
• Elephants Instrumental
• Duet
• Over And Over
• Brown Eyes
• Horizon/The Only Fault
• Sidedish Friend
• Accident
• Faster
• Pause The Tragic Ending
• Don't

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