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David Allenを中心に結成され、個性的な浮遊感を持ったサイケデリックなスペース・ロックを確立。メンバーの出入りの多さからその人脈図は幾重にも枝分かれし、ファミリーバンドも多く存在し、プログレッシブ・ロックシーンに留まらず、エレクトロシーンなどにまでその影響を与えるグループの73年作。「Radio Gnome Invisible」と題されたシリーズの第2弾であり、前作に続いて浮遊感のあるスペース・ロックサウンドを構築。Steve Hillageのギターが広く空間を埋め、Tim Blakeのキーボードがジャジーなテイストを加味、Didier Malherbeのサックスも素晴らしいアクセントとなっており、多くのスペース・ロックフォロワーの原点を見ることが出来ます。
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レビュアー:waterbearerさん レビューをすべて見る
実は初期GONGは聴いたことがなくて、おっかなびっくりで入手。
初期…本作までの彼らは浮遊感あるサイケデリックな音を特徴としていたけど、本作ではジャズのエッセンスが前面に出たとのこと。聴いてみるとそれは間違いない。けど、それだけではなくロックのダイナミックさがベースにジャズやらサイケやらのごった煮状態。これがまた音のコラージュ的演出でいい。HAWKWIND風のサウンドジェネレーター(VCS3?)の導入も効果的だ。
部分的でもHillageのギターはAsh Ra TempelのManuelにも通じるなと思った。この経験が後々ソロ作品に繋がると考えるとまさに原点と言える。
入手してからスマホに入れてヘッドフォンで聴いているが、クスリなしで「飛べる音」だ。