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71年にNEONレーベルよりリリースされた2nd。マーティン・ジェンキンスの味わい深いマンドリン、フィドルの響きと、女性voボリー・ボルトンの歌唱が光るブリティッシュ・フォークの名作。マンドリンによる印象的なイントロに導かれる1曲目でノックアウト。「Riverboat」も冬の朝の空気のように透明感溢れる名曲です。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
雪国の冬でも日差しが差す昼間はあります。わたしの住む田舎は海に近いこともあり、青い空が見えたからと言っても冷たい風がびゅうびゅう吹いた日中でした。そんな冬の青空を見ていてダンド・シャフトのレビューです。わざとらしいですか。英国トラッドと申しましても、彼らの演奏は速い速い。もともとマンドリンという楽器はアルペジオしかできないので速い爪弾きになるケースがほとんど。それにギターのカッティングが重なり、無国籍なパーカッションが胡椒のように効いています。
ポリー・ボルトンの抜けるような綺麗なトーンと、渋い男声の掛け合いは、このバンド独自の世界であります。冒頭に戻りまして、彼らの声を聴いていると春の温かい日差しが待ち遠しくなってきます。暖炉に薪をくべながら、スコッチでもやりたくなってきます。暖炉もスコッチも持っておりませんけれど。
このバンドの名前が訳せないのです。「dando」はスペイン語で「与える」、「shaft」は英語で「軸」でしょ。どなたか判るかた、いらっしゃいますか。あと表紙になっている廃棄された回転木馬もどういう意味なのか。素晴らしいデザインなので、とても気になっています。2022.01.05