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名実ともに現代アメリカン・プログレを代表するバンドECHOLYNによる12年作。10分超の楽曲を3曲含む2枚組の大作で、今回もGENTLE GIANT風の込み入った複雑なアンサンブルからストレートに突き抜けていく快速アンサンブルまで、緩急を巧みに操る痛快なアンサンブルが展開されており、ECHOLYNらしさは健在です。柔らかに響くストリングスに支えられたロマンティシズムいっぱいの楽曲も素晴らしい出来栄え。ポップでドラマティックなメロディ、スリルと哀愁を孕んだ演奏、そしてアメリカらしい乾いた叙情。20年という時を経ても決して揺らぐことのない彼らならではの持ち味が存分に引き出された至高の一枚に仕上がっています。
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レビュアー:purebluesさん レビューをすべて見る
アメリカのプログレバンド、2012年作。
初めてこのバンドを知ったのは20年以上前、某HR/HM雑誌のレビューであった。そのころスラッシュメタルに夢中だった少年は「軟弱だぜ」とばかりに一蹴したわけだが、まさかそれから20数年後にそのバンドのアルバムを聞いてこんなに感動しようとは、、、だから音楽趣味は辞められない。
ジェントル・ジャイアントとよく比較されるバンドだが、とっくに超えていると思う。彼らにはGGにない叙情的なメロディという強みがある。
ギターリフのハードさ、変拍子も交えたテクニカルさ、メロディ、表現力、全てがちょうどいいのである。これは驚異的なことだ。
かつてと比べるとやや大人しめの音を出しているようだが、次作も素晴らしい内容であり、まだまだ現役である。遅ればせながらフォローしていこうと思う。