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ジェントル・ジャイアント、ナショナル・ヘルス、ケンソーなどに通じるテクニカルでありながら緻密に作曲されたサウンドで、近年のイタリアではデウス・エクス・マキナと双璧とも言われたDFA、9年ぶりとなる08年作3rd。
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レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る
08年4th
イタリアのテクニカルジャズロックグループの作品。
もともとは、先に結成されたDeus Ex Machinaを追いかけるように登場
し、双璧を成すような形で論じられていましたが、Deus Ex Machinaは
かなりアヴァンギャルドな方面に走っているような状況なので、1人勝
ち状態です。
実際Deus Ex Machinaが得意としていたバカテク路線を継承はしている
のですが、曲を味わうヒマをリスナーに与えない、勢いでゴリゴリ迫る
Deus Ex Machinaと違い、「聴かせる熱さ」といった趣です。
また、バタバタした曲展開にばかり目が行ってしまいますが、せわしな
いリズムの上に乗るギターが実はかなりメロディアスだったり、ふわっ
としたふくよかなキーボードに包まれたり、じんわり聴かせるような引
きのパートもしっかり入っており、このあたりのバランス感覚がすごい
ですね。
現行イタリアのトップジャズロックバンドでしょう。
ジャズロックファンはマスト!