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BELOW THE BELT

BOXER

評価:41件のレビュー

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ECLEC2341(ESOTERIC) 【12年発売CD】

デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲。

新品・中古ともに在庫ございません。

カケレコ・レビュー

元PATTOのマイク・パトゥとオリー・ハルソールが再合流して結成した、ひねくれ英ハードの名バンド、彼らならではのセンス全開の痛快な75年デビュー作!

元PATTOの中心メンバーの2人、マイク・パトゥ(Vo)とオリー・ハルソール(G/Key)が、PATTO解散後にそれぞれTEMPESTやSPOOKY TOOTHなどで活躍した後に再合流し、75年に結成したグループ。VIRGINから76年にリリースした1st。リズム隊2人も特筆で、ドラムは、元MAY BLITZやTHREE MAN ARMYでJEFF BECK『Beck-Ola』にも参加したトニー・ニューマンで、ベースは、初期VAN DER GRAAF GENERATOR、THREE MAN ARMYで活躍したキース・エリス。彼ら2人のパワフルかつシャープなリズム隊を土台に、PATTO時代に比べてよりストレートなハード・ロックを聴かせています。でもでも、隙間からは、「いぶし銀」の英国臭や彼らならではのひねくれたセンスがぽたぽたとこぼれていて、思わずニンマリしてしまう佳曲ぞろいなのです。サビでのキレ味抜群のリズムのキメに痺れるオープニング・ナンバーからエネルギー全開で、フェイセズとフリーばりのタメはそのままに、ツェッペリンばりのスピード感で突っ走ります。ポール・マッカートニーぽいスケールの大きなロック・バラードなのに、マイク・パトゥが歌うと地下スタジオのカビ臭さと男の哀愁がぷんぷん漂ってきちゃう曲あり、ツェッペリンを彼らならではの変態B級センスで料理した感じの曲あり、英国臭とひねくれB級センスとが混ざり合った極上のハード・ロックを聴かせています。PATTO時代のジャケも素っ頓狂で売れる気あるの?という感じでしたが、このBOXERのジャケも凄い・・・。デザインは、ヒプノシスのチームで活躍していたRichard Evans!ジャケのインパクト通りの英ハード名作っ!

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レビュー一覧

評価:4ブリティッシュ・ビートの香り高きハードの逸品(8 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

70年代に聞き逃して以来、ずっと気になっていたハードロック・グループです。やはり一筋縄ではいかない魅力を持っています。シンプルなハードロックではなく、ファンキーなリズムが特徴ありますし、ギターのカッティングやユニゾンは、ビートルズを相当意識していると思います。(オリー・ハルソールがラトルズをつくった意味がよくわかります。)印象としては、ハードスタッフやシルバーヘッドみたいな、古き良きB級ハードの系統かと思います。(もっとポップですけど)

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