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強靭な声帯の持ち主であるDemetrio Stratosを中心に結成され、超絶的なテクニカルさとバルカン独特の叙情香る、イタリアのプログレッシブ・ロックシーンを代表するジャズ・ロックグループの74年2nd。ベースのPatrick DjivasはP.F.Mへと移籍し、技巧的なサックスなどを聴かせていたEdouard Busnelloも脱退し新メンバーを迎えた本作は、1曲目のみが前作からの正統的な流れを感じるバルカン・ジャズロックであり、それ以降は技巧的な即興演奏、アヴァンギャルド・サウンドの応酬が収められています。やや前衛的ながらも、彼らのポテンシャルの高さを示す名盤です。
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レビュアー:Zedさん レビューをすべて見る
イタリアの1970年代を代表するフリー・ジャズ/ロック。
本作以後デメトリオ存命中、アレアは重要作品をリリースしていく。
アレアは(40年ほど前から)日本においてもプログ・ファンに知られていた。
が、聴く人を選ぶ作品が多い。
このアルバムもそうで、フリー・ジャズや現代音楽を聴ける人には問題なく受け入れられると思う。
バンド的にはメンバーの安定感から、このアルバムからがアレアの始動と思う。
プログ・ファンは音楽を聴く幅が広いと思うが、このアルバムはそれらファンを悩ます音が入っている。
昔のように曲が聴けず噂や評論だけで音盤を購入する時代は終わっている。
本作が未聴ならYouTube等で曲を確認して、このアルバムを手元に置けるか判断してほしい。
そして本作を手元における人はアレアの全作品を推奨したい。
アレアの作品は正にプログレッシブ、だからこそ聴きごたえもある。