はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
新品・中古ともに在庫ございません。
Neil Young、Steven Stills、Ritchie Furayという傑出したソングライターが在籍したアメリカン・ロック史に残る名グループ。67年作の2nd。1stのビートの効いたポップなサウンドから一転、アーティスティックな佇まいが印象的。アメリカン・ロックの旨味を凝縮したような芳醇なメロディ、奇跡的にテンション溢れるアンサンブル。ずばり傑作です。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
わたしは1曲めのハードロックばかり聴いているので、あまりフォーク・ロックという印象を持っていません。CSNY、というかスティブン・スティルズ、ニール・ヤングのユーザーであれば必ず遡る作です。CSNYの弱点は、スティルズがグレアム・ナッシュに気を遣ってばかりいるところなので、スティルズの真剣勝負を聴くなら、ぜひこの作です。
この時期の他の西海岸のグループと比較して、スティルズの書く曲は、20年は向こうを見ていたようです。例えば「ハング・アプサイド・ダウン」。ブルーズ、ガレージ・サイケのスタイルを昇華して、独自の世界をつくっています。唯一の例外がモビー・グレープで、このふたつがライバルと目されていたのは当然でしょう。
自己主張しまくるヤング、スティルズの間をつなぐリッチー・フューレイも絶品です。この人は、ほんといい人なんだろうなと思います。無条件の人間好きと言いますか。「グッド・タイム・ボーイ」なんて黒っぽい曲も書いているんです。なおのこと、フォーク・ロックなんてカテゴライズしないでください。