はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
新品・中古ともに在庫ございません。
イタリア出身プログレッシヴ・ロック・グループ11年作2nd。哀愁味ある、くすんだ音色のサックス、硬質でテクニカルなギター、タイトなリズム隊。70年代イタリアン・ロックを彷彿とさせるシリアスな暗さをまとったアンサンブルは、カンタベリー・ロックの影響を感じさせる牧歌的でジャジーな味わいも兼ね備えています。存在感ある二人の女声ヴォーカルを擁しており、けだるく呟くような歌声、幻想的で儚い歌声と楽曲によって使い分けているのも印象的。特に13分の大作「PARTICELLE」では幻想的な女性ヴォーカルが、サイケデリックなギター・リフと絡みあい極上の浮遊感を味わうことが出来ます。幽玄な世界観へと誘う卓抜した個性を持ったプログレッシヴ・ロックの力作、おすすめ!
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:Zedさん レビューをすべて見る
ソリッド感があり中低域を強調したアヴァンロック。
何か退廃的で、特にイタリア語で歌う曲にほの暗いデカダンス・ムードを感じる。
(英語歌詞曲もある)
曲によってはポストロックともクロスオーバーする。
重く影のあるような曲調にフィットする愁いある女性ボーカル。
遠くに響くサックス。タイトなドラムス。重厚なベース。
わざとこもらせた感がある音質は、このアルバムの特徴をよく出している。
バンドはツインギター(1人はペット兼任)、ベース、サックス、ドラムス(ペット兼任)の5人編成。ベースがリードボーカルを兼任。
曲によりキーボードのゲスト参加があり、このキーボードも退廃音を貫く。
このアルバムは、ジャケの気だるい雰囲気から音が想像出来る個性的なバンド。
日々、音楽を渇望する方にお薦めのアルバム。