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アメリカのシンフォニック・ロックグループの78年作。硬質な演奏を聴かせるギターとベースはYES系の構築美を持ち、ドラムはKING CRIMSONの緊張感とタイトな質感。キーボードはGENESISのファンタジックさを持ち、それらをブレンドすることで独自のテクニカル・ヘヴィー・シンフォニック・ロックへと落とし込んだ作品です。特にその楽曲からはYES、GENTLE GIANTのような構築的な雰囲気が感じられますが、アメリカのプログレッシブ・ロックバンドのような抜けの良さとは無縁であり、英国的な湿り気と叙情を持ったタイプ。また、メロトロンの名盤としても有名であり、GENESISを彷彿とさせるファンタジアを描きます。
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レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る
78年作
古くからアメリカのプログレ名盤の1枚として知られてきた
CATHEDRALの作品。ブリティッシュナイズされたシンフォニッ
クプログレを演奏しており、Yes、King Crimson、Genesis、
Gentle Giantが混ざり合ったような音で聴かせる必聴盤。
良く言えば幅広いファンに受け入れられるバンドであり、悪
く言えばフォロワーの中でも飛びぬけて雑食なフォロワーだと
言えると思いますが、ゴリゴリしたベースに代表されるYesの
硬質なアンサンブル、King Crimsonのへヴィネス、Genesisの
叙情をGentle Giantの偏屈さでバランスよく仕上げることに
成功したバンドと言えます。
08年に30年ぶりの新譜を発表し、現行バンドとしても要注目です。
レビュアー:waterbearerさん レビューをすべて見る
1978年作とのこと。ベースはChris Squireを意識しているんだろうなぁと思わせる。ギターもHoweっぽさを感じるところもある(「危機」っぽいフレーズあり)が、VoはさすがにJon Andersonばりに…とはいかなかった。決して上手ではなく(下手とは言わない)、楽曲は魅力的なメロディが少ない…アルバムのコンセプトがはっきりするとか、小粒でも楽曲アレンジに時間をかけるとか、すればよかったんじゃないか。
まぁメロトロンで「だーん!」と盛り上がるところはプログレっぽいし、テープによるギミックなんかも使ってるようだし、いろいろやりたいのはわかる。おそらくYes、Gentle Giant、Genesis、このあたりの音が好きなんだろうなぁというのがビシビシ伝わってくる。しかし…しかしである!楽曲がいかんせんグッとくるものがないんだ。せっかくのメロトロンも効果的か?というと、ちょっと…。
メジャーから出ていたとしても、所詮マイナープログレからは脱しないし、メジャーレーベルは相手にしないだろう。
90年代にCD化されてその界隈では話題になった。現在も高音質CD+紙ジャケ品が入手できるが…北米のプログレ層の厚さを感じるが、他にも聴くものがあるので、そちらをお勧めする(何かは知らないけど)。