はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
ポーランド出身のシンフォニック・ロックバンドALBIONの94年発表の1stと95年発表の2ndを収録した2枚組。同郷のCOLLAGEにも通ずるあふれ出る壮麗なシンセサイザーや力強いビートを刻むドラム、叙情的なフレーズを流麗に綴るギターが織りなすドラマティックなシンフォニック・サウンドに、時に可憐に時にパワフルに歌声を響かせる情感豊かな女性ヴォーカルが乗るスタイルが特徴。特に、荘厳に響き渡るシンセをバックにギターがひたすらむせび泣く2nd終盤の展開などはシンフォ・ファンなら胸を熱くすること間違いなし。内省的なアコギの響きに東欧らしい翳りを感じさせるメランコリックなアンサンブルも随所で登場し、作品に見事な陰影を与えています。1st、2nd共に東欧シンフォの隠れた傑作と呼んでよい高い完成度を持った作品です。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。