はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
新品・中古ともに在庫ございません。
オランダを代表するシンフォニック・ロック・グループ、73年発表の3rd。傑作となった2ndと同様に、タイトル・トラックである組曲が聴き所。2ndと比べ、荘厳さが若干薄れ、その分、優美で伸びのある叙情性が印象的。美しいメロディを丁寧に紡ぐ必殺の泣きのギター、幻想的なメロトロン、ファンタスティックなフルートなど、叙情的なメロディの良さでは前作以上と言えるでしょう。紅一点ジャーネイ・カーグマンの存在感はもはや言わずもがな。2ndとともにユーロ・ロック史に残る傑作。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る
彼らの作品の中では2ndと並び称される73年リリースの3rdアルバムで、組曲形式のタイトル曲などドラマティックな大作指向作品となっている。
オルガンやテクニカルなギターなどはプログレ・ファンに訴えかけてくるものがあり、メロトロンが鳴り響く後半も聴き所だが、どこか牧歌的でそこまでプログレ然としていないところが却って功を奏している。
Sonja Kristinaを思わせるJerney Kaagmanのヴォーカルを活かしたポップ性も加わり、今あらためて聴いてみると時代性は感じるが、それでも失われることがない魅力があると思う。