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アメリカの女性SSW。69年の唯一作。録音時は17才ということですが、女性版ニック・ドレイクと言いたくなるような深遠な佇まいのヴォーカルは、本当に17才!?基本はルーツ色とアシッド色のあるSSWなのですが、1曲目の変幻自在ぶりは凄い。ソロに入って突然ギターが宇宙と交信しだしたかのような怒濤のフレーズで畳みかけ、ブラスもエネルギッシュに掛け合い、リズム隊もアグレッシヴに暴走!あまりにテンション高いジャズ・ロックに聴き手は完全に置き去りにされます。いや〜驚き。陰影に富んだフルートが彩る英フォーク的な楽曲、ラグタイム調のホーンセクションが入ったルーツ色濃い楽曲、ジョニ・ミッチェルのような透明感あるハイトーンをストリングスが彩る流麗な楽曲など、17才が作曲したとはとても思えない味わい深い佳曲揃い。これは米フォーク/SSW屈指の傑作!
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レビュアー:kumaさん レビューをすべて見る
この盤の初のCD化は日本のヴィヴィッドから「虹の架け橋」というタイトルで数年前に発売されていた。本「モンドミュージック」にアシッドフォークの名盤として紹介されたためか、それなりにプレミアがついていた.原盤はジャズ・フュージョンレーベルのCTIからのリリースなので前半部にそれなりにグルーヴ感があるのは納得できる。むしろしっとりとした後半とボーナスが個人的には好み。