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レビュアー:黒吉さん レビューをすべて見る
初期MSGでは、一番シンフォニック色が強いアルバム。かの名手Cozy Powell、Sensational Alex Harvey band,Tear gasのChris Glenに、UFO,Plastic penny,Chicken Shack等の名脇役Paul Raymondという錚々たる面々で,
プログレに通じるスケール感のあるレベルの高い楽曲と演奏が聴かれます。
但し、名プロデューサーRon Nevisonがバンドの個性を把握出来なかった様でバンドと衝突、どちらにとっても音のあり方をはじめ不満の出来(事実Ron Nevisonの公式サイトでは「無かった」事に)、メンタルな面で繊細なGary Bardenの歌も前作に比べて不安定ですが、その分、楽曲と演奏の質の高さがカバーしております。この時代、Michael Schenkerが神格化されていましたが、Paul Raymondのシンセが演出していたのでは?との感もあります。
この後もOzzy Osbourne(音質に不満)、Bad English(一曲削られた)等と対立するRon Nevisonですが、常に狙うメロディー重視の姿勢は成功していたのでは?と思います。後のJohn Wetton「Voicemale」でもその姿勢が貫かれています(但しRemixで音に躍動感があり、一連の問題を踏まえた、当時の日本のレコード会社担当の進言では?)。