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オールマン・ブラザーズでお馴染みのカプリコーン・レーベルより75年にリリースされた2nd。サザン・ロックの名作が多いカプリコーン・レーベルの中では珍しいブリティッシュ・ロック的なサウンドが聴き所。ヌケの良いギター・トーンの中から滲み出る叙情性。ポール・ロジャーズを彷彿とさせるスモーキー&ソウルフルなヴォーカル。バッド・カンパニーあたりのサウンドが好みの方は是非!アメリカンなスピード感やキレ味とブリティッシュ・ロックの陰影との豊かな融合。これはカッコ良いです!
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
アトランタ出身、カルト的な人気を誇るハードロック、2作めです。南部でのライブ・アクトが評判となり、オールマン・ブラザーズの所属する大手レーベルと契約するに至るのですが、ボーカルのウェイン・ブルースはファースト・アルバムの出来が気に入っていなかったようです。プロデュースを気心の知れたジョニー・サンドリンに変え、グループ本来のハードな特徴の出た作品です。
ウェインの声は、マイケル・デバレスにちょっと似ています。歌いあげるボーカルが多いわりには、からっとしています。スペンサー・カークパトリックのギター・リフはコード・ストロークを交えた独特のものです。このふたりのよさが一番出ているのは、タイトル曲「Land of Money」。ミドル・テンポのヘビー曲です。また、「The Pistol」や「Get Back to the City」では、リバプールっぽいなあ、と感じさせ、英国ハード・ファンに人気がある理由となっています。どの曲も出来はよく、高水準の作品です。
グループは、このあと76年に「Rock The World」を発表し、活動停止。2005年に再結成ライブを出しています。