はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
新品・中古ともに在庫ございません。
チャーリー・ガルシア率いるアルゼンチン・ロック・グループ。76年作の1st。アコースティック・ギターのリリカルなアルペジオに導かれる穏やかなメロディーに、チャーリー・ガルシアによるシンセ&ピアノが時にダイナミック、時に繊細なフレーズで彩りを添えるスケールの大きなサウンドが印象的。ややもすると泣き過ぎてしまいそうなアンサンブルをピシッと引き締める切れの良いリズム隊も抜群。特にクリス・スクワイアを想わせるベースが絶品です。メロディー、アレンジ、演奏とも最高レベルの傑作。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:Durangoさん レビューをすべて見る
チャーリー・ガルシアのキャリアにおいて、クリエイティヴィティの奔出が最も凄まじいのがこのLa Maquina時代だったと思います。とにかく一曲一曲が尋常じゃない完成度で呆気にとられること必至です。あくまでプログレでありながら構築性のようなものを感じさせず、きわめて自然に、センシティブに音が紡がれていく様は、さながら魔法のようです。最終曲のラスト、まるでEchosのように音の宇宙が広がるころには感動に打ちひしがれていることでしょう。次作ですでに純粋なプログレから離れてしまうこともあり、これと同様のアプローチであと数枚作ってほしかったという思いはあります。