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70年代にLE ORMEなどと並んで、イタリアン・キーボード・ロックの名盤を生み出したジェノヴァ出身バンドの76年作3rd。前2作でイタリアン・ロック古典の名バンドとしての地位を確立した彼らですが、本作ではドラムのAlfio Vitanza以外のメンバーを一新、ベーシストに加えキーボーディストが2名加入したダブル・キーボードの4人編成となりました。さらに、同郷ジェノヴァのアヴァンロックバンドPicchio Dal Pozzoのメンバーがフルート、サックスでゲスト参加し、NEW TROLLSのVittorio De Scalziのプロデュースという豪華な布陣で製作されています。その内容は、前2作のコンセプト志向からの脱却を図ったものであり、ダブル・キーボードを駆使した広がりのあるシンフォニック・ロックを聴かせつつ、イタリアらしい美しいボーカルナンバーに重きを置いた素晴らしいものですが、ベートーベンの楽曲のプログレアレンジ、そして、ラストに配置された20分を超える大作など、爆発的な熱情にまかせた前2作とは違った、構築的で洗練されたシンフォニック・ロックを展開。知名度は前2作より落ちるものの、やはり素晴らしい作品です。
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レビュアー:坂戸のバリさん レビューをすべて見る
聖なる雌牛〜偽りの吟遊詩人は、オルガンやシンセサイザー、フルートがヴォーカルを守り立てる。ちょっと古臭いスライド・ギターがまたいい〜。吟遊詩人は、ヴァイオリン、アコースティック・ギター伴奏の哀しくも美しいバラード.パヴァーナは、大曲23分インスト、ダブルキーボードの雨霰で中盤 10 分辺りからのムーグが美しい。ジャズ、クラシカル・タッチの演奏うまく融合されて23分全然飽きません。キーボードの音が少し安っぽいが、当時のイタリアの歌物志向が影響してるかな?