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カナダのヘヴィ・シンフォ・グループSYMPHONIC SLAMのリーダーであり、ギター・シンセ奏者Timo Raineが78年にソロ名義でリリースした作品。ギター・シンセをフィーチャーしたサウンドはSYMPHONIC SLAMの延長線上で、実質2ndアルバムと言えます。北米モノながら明るさはなく、東欧あたりのユーロ・ロック的に通ずる、ほの暗くメランコリックで荘厳なシンフォニック・ロック。SYMPHONIC SLAMが気に入ったファンはこちらも必聴でしょう。
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レビュアー:kobakunさん レビューをすべて見る
プログレの「隠れ宝庫」カナダを代表するシンフォ・バンドの2nd。1stはそれこそ「埋もれた名盤」として知られていますが、こちらもややポップになったとはいえ、前作の路線を踏襲したスペーシーかつダイナミックなシンフォニック・ロックになっています。当時はまだ珍しかったギター・シンセを使い、ダークながら煌びやかな音のラビリンスを構築しています。
ただ、前作ほどプログレしているかというと、78年という時代のせいか、ちょっぴりフュージョン寄り、ちょっぴりプログレ・ハードという曲もあり、全体的な統一感という点では前作より劣るかもしれません。まぁバラエティーにとんでいるということで、退屈せずに楽しめる内容になっています。
ジャケットがややチープなため、二の足を踏んでいる方も多いと思いますが、このバンドはまだ未聴という方はまず1stを。1stが気に入った人ならこの2ndも十分いけると保証します。
レビュアー:らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
シンフォニック・スラムは国内盤アナログでも買ったし、随分前にでた国内盤CDでも買い直し。特に気に入ってるわけじゃないんだけど、Keyがレインボーのヒトだったから・・・。ティモ・レインよりもkeyです!
本作のオリジナルもマーキーで紹介されてたし、確か新宿レコードにもレギュラー入荷しておりました。でもジャケットが酷くて(今回の再発でも更に酷くなってる!気志団みたい、笑)買いませんでした。まあ北米モノは好物ですから「おやおや、こんなモノでたの?」となったわけです。やっぱりSAGA 、PRISM 、FMなんかには勝てんなあ。ボーナス・トラックの出来がよろしいかと・・・。