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590円 (税込649円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
軽微なスレあり
アレアと並ぶイタリアン・ジャズ・ロック史上の名バンド。オリジナル・メンバーが再結集してリリースした01年再結成作。民族音楽色を強めた郷愁を誘うサウンドメイクを土台にして躍動する、往年と変わらぬ手数でタイトに打ち込むドラム、芳醇な歌心を備えたベース、煌びやかに音を散らすキーボード、柔らかな気品を放つヴァイオリン、そして哀愁のフレーズをとめどなく紡ぎ出すギター。ARTI E MESTIERIというバンド以外では絶対に聴くことのできないテクニカルな演奏の中に悠久のロマンが匂い立つようなジャズ・ロックが堪能できます。傑作!
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レビュアー:purebluesさん レビューをすべて見る
イタリアン・ジャズロックの最高峰の再結成復活作。2000年発表。
ほぼオリジナルメンバーで15年ぶりに発表された作品である。
ファンとしてはどうしても1st「Tilt」路線を期待してしまうわけだが、この作品で聞けるのはよりアダルトでコンテンポラリーなジャズロック・フュージョンである。
かつての”手数王”フリオ・キリコの超絶ドラミングは影を潜め(と思ってたら爆発する瞬間もある)、より叙情的、地中海的なメロディを強調した味わい深いサウンドとなっている。
しかしながら決して「腕が落ちたから逃げた」わけではないところがこのバンドの凄いところ。そもそも、彼らの美点はテクニックとメロディ(インストなのに歌心!)、曲展開が絶妙に合わさったところにあるわけで、テクだけに注目するのは誤りだと個人的に思う。そのあたりは多分にベッペ・クロベッラとジジ・ヴェネゴーニの曲作りセンスのよさであろう。
いろいろ書いてきたがラストの「重力9.81」のリメイクですべてひっくり返る!
実際にこの後、何度も来日し素晴らしいステージを披露しているのだった。まだまだいけるぜ!2019年も楽しみだ!行けないけど(涙)。