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930円 (税込1023円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
カビあり
ヨーロッパ大陸から遠く離れた南半球はオーストラリアから登場したSEBASTIAN HARDIEのリーダー格であるMario Milloの新グループによる77年作。実質的にSEBASTIAN HARDIEの3rdとも言える直系のサウンドを示した作品となっており、時代を反映したクロス・オーバーな軽やかさを交えつつ、よりポップさを増した音楽性が特徴ですが、やはり彼らならではの叙情は健在であり、Mario Milloのギター、そしてSEBASTIAN HARDIEでも重要な役割を担っていたToivo Piltは本バンドにも参加し、雄大なサウンドを演出しており、普遍の魅力にあふれた音世界を聴かせています。
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レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る
SEBASTIAN HARDIEのMARIO MILLOとTOIVO PILTによって結成されたWINDCHACEの1977年唯一作。
2人が4曲ずつ曲提供しているが、それぞれの特徴が出ていて面白い。
このアルバムを聴くと、SEBASTIAN HARDIEのプログレッシブな部分はTOIVO PILTが、メロディとメランコリックな部分はMARIO MILLOが担っていたのではないかと思える。
ライナーノーツに、「WINDCHACEというグループ名は、SEBASTIAN HARDIEのセカンド・アルバムから取られたものであろう」と書かれているが、そのメロディアスなサウンドもまたSEBASTIAN HARDIEを継承している。
国内盤レコードが発売された時にもよく言われていた記憶があるが、「実質的にSEBASTIAN HARDIEの3rd」というコメントは強ち大袈裟とは言い切れない。
正に直系のサウンドながら、SEBASTIAN HARDIEと比較すると1曲がコンパクトに、そして聴きやすくまとまっている印象がある。
MARIO MILLOのヴォーカルはサウンドに合った優しい声質で、SEBASTIAN HARDIEファンだけではなく、メロディアス・シンフォ・ファンにも気に入ってもらえるかもしれない。
個人的には、4曲目の「GYPSY」がおススメ。
ボーナス・トラックは1998年のライブから「HORSEMEN TO SYMPHINITY」。