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MAR081430 【08年発売CD】
直輸入盤(帯・解説付仕様)、帯のサイズが合っておりませんが仕様になります、スリップケース・ポスター付仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、定価2857+税。
新品・中古ともに在庫ございません。
プログレッシブ・ロックが衰退し死滅しかけていた79年に彗星のごとくデビューを果たし、甘く深みを持ったファンタジックなサウンドとジェントルな歌声、そしてジャーマン・シンフォニック・ロックらしいロマンを兼ね備えたドイツを代表するシンフォニック・ロックバンド。81年作の3rd。ヘルマン・ヘッセの小説「ピクトルの変身」をコンセプトに製作された本作は、演奏終了後に聴衆の歓声が聴こえるまでライブ盤とは気付かないほどのクオリティーを持った名演であり、甘いキーボードをバックにヘルマン・ヘッセの作品が朗読され、耳によく馴染むフレーズ、シンフォニックな楽曲群で叙情的に盛り上げていきます。同じく小説をコンセプトにしたという意味においてはCAMELの「Snow Goose」に勝るとも劣らない名盤と言えるでしょう。
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レビュアー:purebluesさん レビューをすべて見る
「マッチが落ちた音が聞こえるぐらいの」緊張感と、触れば切れてしまいそうなほどシャープな美しさに包まれたシンフォ系プログレの名盤。
ヘルマン・ヘッセの詩「ピクトルの変身」をモチーフにしたコンセプトアルバムである。
基本はYESだと思うのだが、「海洋地形学」のような難解さは皆無。
全編、研ぎ澄まされた耽美性とわかりやすい「泣き」の叙情美、そして至極のプレイに満ちている。
とにかくメロディや曲構成のセンスがよく、ところどころに入るドイツ語の朗読までも心地よく感じる。
プログレ好きでいろいろ聞いてきたが、ここまで心から「素晴らしい作品」といえるものも珍しい。
この作品に出会えたことに心から感謝したい。