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ベルギーのモダン・フォーク・シーンの代表的なバンドであるAMBROZJINのメンバーである、TOM THEUNSが放つ、08年のソロ作がこちら。一聴すると、何処の国のフォーク・アーティストか分からないかのような無国籍風情な情感を醸すトラディショナル・ギター・プレイに、物憂げな味わいのある呟くかのような男の歌が紡がれていきます。英国フォークのような陰りのあるアルペジオの旋律、南米のボサノヴァ風情のあるラテン・サウンド(ANTINIO CARLOS JOBINの彼流儀の解釈)から、300%TOM WAITS!?なダミ声ヴォーカルのジャズ・バラードまで世界中の良質なフォーク/SSWサウンド万華鏡。これは愉しめます!
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