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KING CRIMSON、PINK FLOYD、YES、EMERSON,LAKE & PALMERと並び、ブリティッシュ・プログレの「5大バンド」のひとつに数えられる重要グループ。ヴォーカリストPeter Gabrielによる演劇的なステージ・パフォーマンスと、寓話的に彩られたシンフォニックな楽曲で70年代前半を駆け抜け、Peter Gabriel脱退後はドラマーPhil Collinsを中心とした体制で活動。80年代以降はポップなアリーナ・ロック・バンドへと変貌し、プログレッシヴ・ロックに留まらず世界的な成功(2010年「ロックの殿堂」入り)を収めたグループです。1973年に発表された『ライヴ』は、グループにとって初めてのライヴ・アルバム。元々は、音楽ファンには馴染みの深いアメリカのラジオ番組「KING BISCUIT FLOWER HOUR」のため(最終的にラジオでは未放送)に、イギリスのマンチェスターとレスター公演を録音編集し制作された作品となっています。アルバムは『フォックストロット』に収められた「ウォッチャー・オブ・ザ・スカイズ」で幕を開け、同じく『フォックストロット』収録の「ゲッテム・アウト・バイ・フライデイ」、『怪奇骨董音楽箱』収録の「ザ・リターン・オブ・ザ・ジャイアント・ホグウィード」、同「ザ・ミュージカル・ボックス」、そして『侵入』収録の「ザ・ナイフ」を、ダイナミックなバンド・サウンドでプレイ。本作でGENESISは初めて、全英チャートのトップ10入りを果たしました。
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レビュアー:purebluesさん レビューをすべて見る
1973年発表のライヴ作。収録曲の少なさや「音質悪い」というイメージから敬遠している方も多いのでは?
今でこそアーカイヴ音源や各種ブートで初期(ピーガブ期)ジェネシスの全貌が明らかになってはいるが、かつてはこの盤で雰囲気を感じるしかなかったわけで、そういった意味でも貴重な音源といえる。でも、それだけで評価すべきではないと思う。
まず70年代最初の黄金期を迎えた彼らの「標準的」な演奏が聴けること、名曲「Musical Box」の素晴らしいライブバージョンが収録されていること、そして「Trespass」収録の「The Knife」がハケットのギターで聴けることなど、非常に聴きどころが多いのである。
長尺曲「Supper's Ready」を収録しなかったことも槍玉に挙げられるが、個人的には選曲はこれでよかったと思う。いつか完全版がリリースされることを夢見てはいるが、、、