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チャスチャンドラーに認められて英国に渡った米の4人組。アルバム制作に取り掛かるも契約の事情で発表できず、NYに戻ってリリースしたのが72年の本作。米ルーツミュージックの土臭さとポップなメロディーが溶け合ったサウンドが絶妙で、特にT3「HENRY MORGAN」では、THE BANDを彷彿とさせるヴォーカル、ゆったり絡むギターと、軽快なピアノやCS&Nばりのコーラスが合わさり、ポップで心地いい。BRINSLEY SCHWARZに影響を与えたというのもうなずける、英パブ・ロック好きにはたまらない傑作です。
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レビュアー:purebluesさん レビューをすべて見る
アメリカ生まれの元祖パブロックバンド。1972年作。
「ザ・バンドになりたい」バンドのひとつなんですが、それだけでは絶対に片付けられないバンドだと思います。レコーディングがお蔵入りになっても、母国に帰らず英国のパブで演奏を続けたなどという心意気が、もう好感しかもてないわけです。
で、サウンドも素晴らしい。そういう背景も関係しているかもしれませんが、どことなく哀愁を漂わせつつ、でもポジティブかつしっかりと大地に足がついたロックを展開してくれます。ザ・バンドよりもどことなくポップでユーモア感覚もあり、聞きやすいです。パブで揉まれた結果ですね。
彼らがいなければブリンズリーもいなかったかもしれない、と考えつつ、感謝しながら今日も「ヘンリー・モーガン」を聞いております。