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ギリシアの誇る世界的ミュージシャン、75年作。
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レビュアー:appo128さん レビューをすべて見る
「炎のランナー」や「南極物語」や「ブレードランナー」など映画音楽で有名になったヴァンゲリスだが、ギリシャが生んだ偉大なプログレの巨匠である。本作は1975年の超大作。
シンセとピアノ、打楽器群、ソプラノ、混声合唱による分類不能(だからプログレ!)の作品。ヴォーカル以外は全て本人が演奏し、多重録音している。シンセでフルオケ並みの重厚さを創造し、打楽器群で大編成のオケを超越する音を出すところが天才たる所以。これに混声合唱が加わり、クラシックの有名な「カルミナ・ブラーナ」を凌駕する迫力だと個人的に思っている。後に、NHK教育で放送された宇宙創造の番組「コスモス」のBGMに使われたのは驚いた。
一度聴いたら頭から離れない印象的な主題フレーズ。今日の偉大なヴァンゲリスが若い頃に創った作品だが、万人受けする曲は作れても、果たして当作品を超えているだろうか!?